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八重山諸島

沖縄県八重山諸島ってどんなところ?

沖縄本島よりもさらに南に位置する八重山諸島。経済、行政、観光の中心となる石垣島をはじめ、日本最南端の波照間島、日本最西端の与那国島、雄大な自然を味わえる西表島、人より牛が多いのどかな黒島、八重山のへそ・小浜島、沖縄の原風景が残る竹富島、静かで時の流れを忘れさせる鳩間島、「パナリ」と呼ばれる新城島、水牛車で渡る由布島と、多くの無人島からなる。

 島々はサンゴ礁に囲まれ、希少な野生生物や固有の生態系、亜熱帯特有の自然景観に恵まれている。国指定の天然記念物も多数ある。 八重山は星空も大変美しく、本土では見られない星々を見る事ができ、自然の宝庫である。

 かつては人頭税という過酷な税制に苦しめられたり、マラリアや大津波で多くの人命が失われるなど、苦難の歴史もあった。
しかし、力強く生きてきた人々の気質は明るく、豊かな芸能文化を育んできた。古謡や伝統行事は大切にされ、今も生活のなかに溶け込んでいる。


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アジアの中心に位置する島々

八重山諸島から
東京まで約2,000km、沖縄本島まで約400km、ソウルまで1,484km、北京まで1,700km

与那国島から
台湾まで約110km

まさに
“アジアの中心”


位置する島々なのだ。

八重山諸島の概念と位置

 八重山諸島は、北緯24度2分〜北緯25度55分、東経122度56分〜東経124度34分の海域に散在する31の島からなる。
その位置は、ハワイ、台湾中部とほぼ同緯度である。
その内、有人島11島、無人島20島である。

 八重山諸島は、日本最南端に位置する島々であるが、竹富町波照間島は、有人島として日本最南端の島であり、与那国町与那国島は、日本最南端に位置する。
八重山No.1
●沖縄県で一番高い山於茂登岳/526m(石垣島)
●長い川浦内川/指定延長13,100m(西表島)
●沖縄県で一番高い滝ピナイサーラの滝/55m(西表島)
●日本最南端の島波照間島(有人島)
●日本最西端の島与那国島(台湾まで111km)
島々の人口
石垣市49,015人
竹富町4,243人
与那国町1,693人
八重山郡合計54,951人
石垣島からの距離
稚 内2,820km
東 京1,952km
大 阪1,588km
沖縄本島411km
宮古島125km
与那国島127km
台 湾277km
島々の面積
石垣市222.63㎢
西表島289.28㎢
波照間島12.77㎢
黒 島10.02㎢
小浜島7.84㎢
竹富島5.42㎢
与那国島28.91㎢
嘉弥真島0.39㎢
新城島3.34㎢
鳩間島0.96㎢
人口 平成28年7月末現在 / 平成23年10月末現在 国土交通省国土地理院調べ

八重山諸島の気候

1月【18.6℃/3.7℃】
一応冬にあたり、小雨の悪天が多い。気温は下がっても14〜15℃なので、薄手のコートをはおり、下着は夏物で大丈夫。
2月【19.1℃/4.3℃】
引き続き冬。小雨がぱらつき、天気はぐずつくことが多い。気温は中旬ごろから上昇しはじめ、日没時刻も日一日と遅くなる。
3月【20.8℃/7.6℃】
春を迎え、うるずんと呼ばれる一番いい季節に入る。日差しもちょうどよく、海開きも行われる。そろそろ夏服を用意。
4月【23.3℃/13.1℃】
そろそろ初夏の季節。服装も夏物で充分。マリンスポーツもOK、ひと足早くサマーバカンスしたい人におすすめ。
5月【25.7℃/17.6℃】
すでに真夏。5月中旬ごろから梅雨に入り、雨も多くなるが、晴れたら気温は上がる一方。日差しは強烈。焼きすぎに注意。
6月【28.0℃/21.1℃】
スコールのような雨も多く、湿度も高く蒸し暑い。下旬には夏至南風(カーチバイ)が吹き、梅雨が明け、本格的な夏に突入。
7月【29.5℃/25.1℃】
シャレにならない暑さが自慢の、八重山の夏がいよいよ本番を迎える。日よけのための長袖シャツも用意しておこう。
8月【29.2℃/26.4℃】
マリンブルーの海が一番映えるとき。夏気分も最高潮だ。太平洋高気圧に覆われ、安定した天気が続く。迷走台風に注意。
9月【27.9℃/22.8℃】
まだまだ日中の日差しは強く、引き続き夏。朝夕は少しずつ涼しくなってくる。大型台風の襲来が多いので注意。
10月【25.9℃/16.7℃】
気温が下がりはじめるが、半袖でOK。前線の通過が多く、天気は急変する。新北風(ミーニシ)が吹き、秋らしくなる。
11月【23.2℃/11.3℃】
長かった夏もようやくかげりを見せる。高気圧に覆われ南風になると暖かい日が続く。中旬までなら日中の海水浴は可能。
12月【20.1℃/6.4℃】
いつのまにか秋を通り越して冬になる。どんよりとした空が続き、肌寒くなるが、突然半袖でOKの暑い日があったりもする。
【】内:石垣島平均気温/東京平均気温  参考:石垣島地方気象台



日本最大・最南端の国立公園 西表石垣国立公園

 西表石垣国立公園は、日本最南端に位置する国立公園で、西表島などをはじめとする島々及びその周辺の海域からなっています。1972年に西表国立公園の名称で指定され、2007年8月に石垣地域が編入された事により「西表石垣国立公園」へ名称変更されました。 

 同公園は西表島や石垣島の一部、その間にある石西礁湖と呼ばれるサンゴ礁の海域、その周辺海域に点在する黒島、竹富島、小浜島、新城島、鳩間島、波照間島、離島、西表島南西の仲御神島などからなり、海域公園地区の面積は約15,900haと、国内最大となっています。

 西表島は、島の殆どが亜熱帯型のジャングルに覆われ、国の特別天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシなどが生息します。石垣島の名蔵川河口にある名蔵アンパルはラムサール条約登録湿地で、多くの渡り鳥の中継地となっています。石西礁湖は日本で最大規模のサンゴ礁群で、360種以上に及ぶ豊富な種類のサンゴが確認されています。また、海域公園地区に指定された石垣島白保の海域には、北半球で最大規模のアオサンゴの群落があり、世界的に貴重なサンゴ礁のひとつです。

 2016年4月には、石垣島北部平久保半島のサガリバナ群落地の編入・拡張や、イリオモテヤマネコの生息環境の保全強化等を目的とした西表島全域及び周辺海域への国立公園拡張が行われました。 

 西表石垣国立公園特有の大自然を舞台に、トレッキングやカヤック、スノーケル、スキューバダイビング等のエコツアーが活発に行われていますので、自然との触れ合いを楽しむことができます。



西表石垣国立公園 データ

■公園面積(陸域のみ)
40,653ha
■土地所有別面積
◎国有地25,383ha
◎公有地8,101ha
◎私有地5,552ha
◎所有区分不明1,617ha
■地種区分別面積
◎特別保護地区5,181ha
◎第1種15,410ha
◎第2種6,361ha
◎第3種7,043ha
◎普通地域6,658ha
■乗入れ規制地区
◎浦内川流域第2種特別地域:53ha
◎仲間川流域第2種特別地域:80ha
■海域公園地区
竹富島タキドングチ・石西礁湖北礁・ヨナラ水道3,281.9ha
竹富島シモビシ221.0ha
黒島ウラビシ・キャングチ・仲本海岸2,403.2ha
新城島マイビシ179.7ha
平久保176.9ha
川平石崎274.8ha
米原129.7ha
白保311.6ha
平野938.0ha
明石861.6ha

玉取崎903.0ha
米原プカピー147.4ha
御神崎291.9ha
鳩間島バラス・宇那利崎1,419.1ha
西表島後良川河口369.0ha
竹富島南沖礁424.2ha
西表島鹿川中瀬380.6ha
西表島仲間崎193.6ha
波照間島ヌービ崎沖1,721.7ha
波照間島浜崎沖712.9ha
西表島大見謝103.0ha
西表島ユツン87.2ha
外離島391.0ha

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